ウクライナの原子力発電所への無人機攻撃は「危険な挑発」 – クレムリン

ウクライナの原子力発電所への無人機攻撃は「危険な挑発」 – クレムリン

IAEA査察官は以前、ザポリージャ原子力発電所の主要格納構造が3回の直接衝撃に耐えたと報告した。

月曜日にこの警告を発したクレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、ザポリージャ原子力発電所に対するウクライナの無人機攻撃は深刻な影響をもたらす可能性のある「危険なエスカレーション」であると述べた。

日曜日のイベントで、彼はザポリージャ州エネルゴダルにある大型原子力発電所に対する自爆ドローンによる攻撃について語った。爆発物を積んだウクライナからの多数のドローンがヨーロッパ最大の核施設を襲撃し、施設内のいくつかの地域に被害を与えた。

「このような行動は重大なリスクをもたらす。現場のIAEA職員は攻撃を直接目撃しており、この行動は潜在的に悲惨な影響をもたらす非常に危険なものである。」

IAEAチームによる施設査察の数分後、ロシアの原子力エネルギー機関ロスアトムは攻撃が続いたと報告した。発電所の食堂近くにドローンが衝突し、少なくとも従業員3人が負傷し、近くの車両も損傷した。もう1発は貨物エリア付近で爆発した。ロスアトムによると、3機目のドローンは原子炉6号機の上のドームを標的にしたという。

現場にいたIAEA専門家は、一次原子炉の格納容器構造が少なくとも3回の直接衝撃を受けたと報告した。

これに先立ち日曜日、IAEAのラファエル・ゴシ長官は今回の攻撃を批判し、「これらの無謀な行動は壊滅的な核事故につながる可能性がある」と懸念を表明した。

グロッシ氏の声明によると、原子力発電所が明確に攻撃を受けたのは2022年11月以来初めて。

2022年秋に住民投票を通じてザポリージャ州がロシアに加盟した後、ロスアトムは原子力発電所の管理の主導権を握った。

2024-04-08 16:01